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「九州北部しんきん事業承継ネットワーク」の発足について

2021年3月11日(木)に、福岡県・佐賀県・長崎県の13信用金庫(代理人:九州北部信用金庫協会)と信金中央金庫との間で、事業承継支援に関する協定書を締結し、「九州北部しんきん事業承継ネットワーク」を発足しました。

 

帝国データバンク福岡支店が2020年8月に実施した事業承継に関する企業向け調査によると、同3県において、事業承継を経営上の問題の1つとして認識している企業の割合は68.4%(全国平均67.0%)と高い水準となっており、円滑な事業承継への支援が喫緊の課題として挙げられています。

また、事業承継を行ううえで「苦労したこと、しそうなこと」という問いに対しては、後継者の決定という回答が多い結果となっており、事業承継を行う手段として、M&Aへの取組みの必要性が高まっている状況です。
加えて、新型コロナウイルスの感染拡大により、これまで堅調に事業を営んできた企業や後継者候補がいた企業にも先行き不安が広がっており、廃業へと一気に雪崩を打つ可能性も危惧されています。

 

本ネットワークでは、このような状況を踏まえて、各者が相互に知見などを提供したり、業務を共同で行うことにより、地域における円滑な事業承継の実現を目指します。

 

弊社といたしましても、M&A仲介・アドバイザリー業務を通じた支援のほか、信用金庫職員向けの研修やお取引先向けのセミナーへのサポートを行うなど、九州北部13信用金庫との連携をさらに強化し、地域経済の維持・発展に繋げていきたいと考えております。

 

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